和ろうそくを灯すと内側から光りながら、絵は形を残しながらも一緒に燃えていきます。
和ろうそく独特の暖かみのある炎のゆらめきを、ゆっくりご鑑賞頂けましたら幸いです。
和ろうそくには洋ろうそくとは違った特徴があります。
まず大切な事は【 ★ 吹き消さない・芯切り・目を離さずに 】です。
和ろうそくの箱には下記のイラスト入り説明書を同梱しておりますのでご一読ください。
【 吹き消さない 】
屋外でも風に強くて消えにくいという特徴があり、良いところなのですが
キャンドルのように吹き消したり手であおぐと、溶けた蝋や残芯が散ってしまいます。
消火の際には「ろうそく消し」をかぶせてご使用ください。
仏具店等にございますが、小さなカップなど陶器の器でも代用できます。
【 芯切り 】
灯芯が太く、時間が経つと炭化して炎が大きくなります。
一度消火して頂いてから、長くなった灯芯を元の長さほど残して
「芯切り」して頂きます。
芯切りハサミがあると便利ですが、ピンセットやハサミ、割り箸でも代用できます。
また、絵の具が燃え残る場合がございますので、一緒に取り除いてください。
灯芯を短く切りすぎると炎が点きにくくなりますのでご注意ください。
また、周りに残芯が散らないようにご注意ください。
【 目を離さずに 】
和ろうそくの燃焼中は目を離さず、炎の調整をしながらご使用ください。
溶けた蝋は、側面から下へ流れていきますが、冷えて固まると簡単に取り除けますので安心です。
離れられる場合には、必ず消火をして安全に気をつけてご使用頂きますようお願い申し上げます。
また燭台を洗われて水が残っていたり生花の花瓶からの水が垂れておりますと、火がはぜて危険ですのでお気をつけください。